放射MTGメモ(2014/06/23)
参加者
- 倉本圭, 石渡正樹, はしもとじょーじ, 高橋芳幸, 高橋康人, 齊藤大晶, 大西将徳
k-分布放射計算プログラムの開発(大西)
- Chou et al., 2001 (dcpam 長波と同じ)と同じバンドの切り方で放射計算
- 0 - 3000 [cm-1] を 11 band に分割
- それぞれのバンド内を6つの区分に分割して積分
- それぞれの区分の光学的厚さが吸収係数が保存するようにバンド内の吸収係数を決定
- 大気のプロファイル: mid-latitude summer, H2O with continuum
- 光学データ: HITRAN2008, MT_CKD
- line-by-line 計算に対し, net Flux で最大 5 [W m-2] 程度の誤差
- バンド内の の区分を変えて, Flux を精度良く計算できる区分を計算
- 0 - 3000 [cm-1] を 11 band に分割 (Chou et al., 2001 と同じ)
- それぞれのバンド内を 6 つの区分に分割
- バンド内 2% を単位として, しらみつぶしに計算
- それぞれの区分の光学的厚さが吸収係数が保存するようにバンド内の吸収係数を決定
- それぞれの大気境界での net Flux のline-by-line 計算との差 (絶対値) の平均が最も小さくなる区切り方を選び出す
- line-by-line 計算に対し, net Flux で最大 5 [W m-2] 程度の誤差 (Chou et al., 2001 に比べ, 0.3 [W m-2] 程度改善)
- 議論など
- 区分ないの吸収係数が保存するように, それぞれの区分の吸収係数を決定すると, 過大になってしまう. ロスランドミーンなどを試してはどうか.
- Chou et al., 2001 ではどのような条件で, 吸収係数を決定しているのか.
- 気象学会投稿
- 投稿締切: 7/1 (火) 15:00
- 系外惑星の GCM 計算を目指した放射コードの開発をテーマに
- mtg 資料
木星大気の計算(高橋康)
- Mie 理論コードの組み込み
- はしもとじょーじさんのコードの組み込み
- dcpam の計算コードで必要な非対称因子も, はしもとじょーじさんのコードをで計算できるはず
- dcpam の放射コードの導入
- 高橋(康)さんの自前コードと値が大きく異なる.
- プランク関数の与え方を確認.
次回の日程
- 6/30 (月) 9:00-