Tex MEMO
履歴
- 2016-07-06 高橋芳幸 新規作成
- 2020-05-07 高橋芳幸 bibtex について追記
TeX に pdf ファイルを取り込む方法
プリアンブルに以下を書く.
\usepackage[dvipdfmx]{graphicx}
画像の引用は ps と同じように. 例えば:
\begin{figure}[htbp] \begin{center} \includegraphics[angle=-90,width=10cm]{fig.pdf} \caption{Figure} \end{center} \end{figure}
ただし, コンパイル時には --shell-escape オプションが必要かもしれない.
Dennou6 style との共存
Dennou6.sty を使いたいときは,
\documentclass[dvipdfmx]{jreport} \usepackage{Dennou6}
としないといけないらしい.
TeX でハイパーリンクを有効にする方法
プリアンブルに以下を書く.
\usepackage[dvipdfmx,hidelinks]{hyperref} %\AtBeginDvi{\special{pdf:tounicode EUC-UCS2}} \usepackage{pxjahyper}
- 最後のやつは, しおりを文字化けさせないために必要.
URL を書くときの注意
url パッケージを使った方が良いらしい.
プリアンブルに以下を書く.
\usepackage{url}
URL の引用には下のように書く
\url{http://www.xxx.yyy.zzz/}
参考ページ
bibtex
参考文献情報の記述
bibliography ファイル (例えば references.bib) に下のようなことを書く.
@article{ Baranov-etal2004, author = "Baranov, Y. I. and W. J. Lafferty and G. T. Fraser", title = "Infrared spectrum of the continuum and dimer absorption in the vicinity of the O$_2$ vibrational fundamental in O$_2$/CO$_2$ mixtures", journal = "J. Mol. Spectrosc.", volume = "228", pages = "432-440", doi = "10.1016/j.jms.2004.04.010", year = "2004" } @book{ Pierrehumbert2010, author = "Pierrehumbert, R. T.", title = "Principles of Planetary Climate", publisher = "Cambridge University Press", year = "2010" } @inbook{ Titov-etal2007, author = "Titov, D. V. and M. Bullock and D. Crisp and N. Renno and F.W. Taylor and L.V. Zasova", chapter = "Radiation in the Atmosphere of Venus", booktitle = "Exploring Venus as Terrestrial Planet", editor = "L. W. Esposito and E. R. Stofan and T. E. Cravens", series = "AGU Geophysical Monograph", volume = "176", pages = "121-138", year = "2007" }
TeX ファイルへの取り込み
TeX ファイルに下のように書く (下の例は references.bib).
\bibliography{references}
文章中の引用
本文中に下のように書く.
This is shown by \citeA{Gruszka-Borysow1997}. This is a test \cite{Baranov-etal2004}. This is a test \cite<e.g.,>{Baranov-etal2004}.
コンパイル
下の例は main.tex.
$ platex main.tex $ pbibtex main.aux $ platex main.tex $ dvipdfmx main.dvi
書式変更など
- .bst ファイルを変更すると良いらしい.
- 参考ページ
参考ページ
- <URL:https://www.economics.utoronto.ca/osborne/latex/BIBTEX.HTM>
- <URL:https://ja.wikipedia.org/wiki/BibTeX>
- <URL:http://www.yamamo10.jp/yamamoto/comp/latex/bibtex/bibtex.html>
protect
コマンド中で別のコマンドが効かない (エラーになる) ことがある. そんな時はエラーになるコマンドの前に
\protect
を入れるとそれとなく動くこともある.
あるいは
こんな方法を使うとか.
trackchanges style file
ダウンロード元
使い方
詳細は <URL:http://trackchanges.sourceforge.net/help_stylefile.html> を参照の事.
パッケージ宣言
\usepackage[footnotes]{trackchanges} % default
または
\usepackage[margins]{trackchanges}
または
\usepackage[inline]{trackchanges}
または
\usepackage[finalold]{trackchanges}
または
\usepackage[finalnew]{trackchanges}
編集者宣言
\addeditor{yot}
コマンド
変更
\change[yot]{old text}{new text}
追記
\add[yot]{text}
注意
コマンド中で別のコマンドが効かない (エラーになる) ことがある. そんな時はエラーになるコマンドの前に
\protect
を入れるとそれとなく動くこともある. また, \protect を使う場合は, その後の \add, \change, ... などを含めて {} で囲う方が良いこともある. (囲うとエラーが出ることもある.)
ファイル間の相互参照
一つのファイル内で参照するときには, 参照される側 (file2.tex) に
\label{test}
を書いて, 参照する側 (file1.tex) の参照箇所で,
\ref{test}
とすればよい.
異なるファイル間で参照するときには, 参照される側は上と同じようにし, 参照する側 (file1.tex) のファイルのプリアンブルに
\usepackage{nameref} \usepackage{zref-xr} \zxrsetup{toltxlabel} \zexternaldocument*[file2:]{file2}
を加え,
\ref{file2:test}
として参照する.
ここで, "file2:" は \zexternaldocument*[file2:] で指定している.
file2.tex からも file1.tex 内のラベルを参照する場合には, file2.tex のプリアンブルに上記に相当するものを書く.