研究教育のための情報は無料でなければならない
少なくとも税金で運営されている
国立大学, 国立研究所が提供する情報は無料であるべきである.
また, その情報の出所が明らかでなければならない.
さらに, その情報の再配布が可能であることが望ましい.
隣の専門家がわかる情報を提供すべし
幅広い視野で, ものを考えるためには, 専門外の知識も必要である.
専門外の知識を仕入れるために,
その専門家とおなじだけの経験/勉強が必要であるとすれば,
「幅広い視野で考える」なんてのは, 人生何度あっても足りない.
したがって「幅広い視野で考える」ための第一歩は
「専門外の人にもサービスする」ことである.
技術的な仕事, 教育活動も研究活動の一環
大学においていわゆる「研究」以外の仕事は (授業も含めて) 「雑用」と呼ばれる.
しかし,
教育のできない専門分野は, 将来衰退の一歩をたどることは間違いない.
さらに, 研究に必要な技術的仕事を放棄することは,
研究を放棄することに他ならない.
そもそも,大学の本務は「教育」のはずであるから「雑用」であるわけがない.
また,地球科学は基本的に「応用科学」であるから,
応用技術の善し悪しが研究の成否に直接関わる.
したがって,技術的仕事も研究の重要な一部分である.