2009/08/17 の dcmodel ネットミーティングのメモ書き

参加者

  • 国立天文台三鷹
    • 林 祥介, 中島 健介, 竹広 真一, 石渡 正樹, はしもと じょーじ, 高橋 芳幸, 杉山 耕一朗, 佐々木 洋平, 納多 哲史, 山下 達也
  • 神戸
    • 西澤 誠也, 北野 太朗

次回日程

  • 日時
    • 08 月 26 日(火) 14:00 - 18:00
  • 場所
    • 神戸大: 自然科学 3 号館 508
    • 北大 : 理学部 8 号館コスモスタジオ
    • 九大 : 理学部 3 号館 3605

spmodel ライブラリ

現状報告

  • 2009 年 3 月にモジュールの追加を行った
  • 2009 年 3 月以降
    • 大幅な変更はない
    • 小幅な変更
      • 2 次元球面, 3 次元球面・球殻ライブラリのバグフィックス (竹広)
        • ヤコビアンの取り方
      • test の表示の改良 (佐々木)
        • ごちゃごちゃしていて, テストが上手くいっているのかどうか分かりにくかった
        • dctest を使って表示するようにしている途中
      • OpenMP で生成される行列をスレッドセーフにしようとしている (竹広)
        • 環境, コンパイラによって動いたり動かなかったり

今後の課題

  • 大幅に変更されるべきものはない
  • サンプルモデルの変数名修正
    • 手付かず
  • 2 次元矩形領域, 3 次元水路領域がない
    • 石岡さんと会話したところ, spmodel のほうで作ることになっている
  • 3 月に新たに追加した球, 円盤はテストが十分でない
  • 2 次元矩形領域モジュールの名前
    • ea か tt になるだろう
  • サンプルプログラムを階層モデルとして揃えるか, 開発者が実際に使うための書き方をするか
    • 解像度の読み込み方
      • 古いプログラム
        • ソース内にハードコードしてある
      • 最近のプログラム
        • namelist で読んでから allocate する
    • サンプルファイルの形式
      • 最近のサンプルは sh がヒアドキュメントで namelist を出力し, 実行時にそれをバイナリに食わせる形式
      • sh 配布派 (竹広, 佐々木)
        • 配布するファイルが少なくて済む
        • 継続して実験するのが簡単
        • README が不要
      • nml 配布派 (石渡)
        • sh 配布だと覚えることが多くなりそう
        • プログラムが読み込むものが何か明示してほしい
    • 現時点での最新の書き方は以下のようにした

各モデルの変数名統一

  • 各モデルで変数名をどう揃えるか?
  • 例: これまでの各モデルでの速度の書き方
    • spmodel
      • VLon, VLat, VRad
      • VelLon, VelLat, VelRad (昔のプログラム)
    • deepconv
      • VelX, VelY, VelZ
    • dcpam
      • U, V, SigmaDot
  • 慣例が強いものはそれに従わざるを得ない
    • 磁場 (B), 電流 (J) など
  • 変数名を議論し, dcmodel プログラミングガイドラインに記述した.
    • 複数候補あるものについては, その中から状況に応じて使い分けることにする