2010/01/13 の dcmodel ネットミーティングのメモ書き
参加者
- 北大
- 石渡 正樹, 山下 達也, 徳永 義哉, 馬場 健聡
- 神戸大
- 高橋 芳幸, 西澤 誠也, 納多 哲史, 島津 通, 北野 太朗, 今関 翔
次回日程
- 日時
- 01 月 27 日(水) 10:00 - 12:00
- 場所
- 神戸大: 自然科学 3 号館 508
- 北大 : 理学部 8 号館コスモスタジオ
- 九大 : 理学部 3 号館 3605
本日の内容
納多
プラネタリスクール期間中に話した内容
- 南北非対称
- 文にまとめる
- パラメータスタディの設計に向けた計算時間の試算: 自転角速度を 5 つふって太陽定数を 8 つふったとする場合
- PC では計算できず
- スパコンでは, 200 CPU 日(宇宙研), 500 CPU 日(環境研) かかる
- テスト計算: 自転角速度 0, 0.5, 1 の場合と太陽定数 1650 まで上げた場合, 計 12 通り
- 分解能: T21L16
- 結果
- 自転角速度の値がどの場合でも, 太陽定数が小さいときに平衡状態が得られたようだ.
- 自転角速度の値がどの場合でも, 太陽定数を増やしていったときに構造のパターンはあまり変化しないように見える.
- 次の課題
- 鉛直層数を増やす. ながれマルチメディアの暴走論文と同じく L32 を試す.
- 自転角速度が地球の場合について太陽定数を変えた 2,3 通りをまずやってみる.
- 鉛直層数を増やす. ながれマルチメディアの暴走論文と同じく L32 を試す.
dcpam (高橋)
地球のような惑星の大気の循環を計算するため dcpam に放射モデルを導入してみた.
放射モデル
- 長波 (40 -- 2600 cm-1) と短波 (2600 -- 66667 cm-1) にわけて吸収を計算.
- 過去の論文からモデルを持ってくる.
課題
- 熱収支
- 精度が高くはない.
- なんらかの補正が効いていて現実の大気と計算結果に差がないように見える.
- 雲
- 雲のようなものの効果を入れた.
- 実際の雲とは大きく異なる.
- 計算速度
- 時間がかかりすぎる
- 放射モデルの計算に時間が使われている.
- バンド数が多い.
arare5 (山下)
- 雲粒の落下の効果を入れた計算を実行中.
- 臨界飽和比 1 のケースを 20 日ほど計算した.
- Web 上に計算で描いた図を置く.