2010/09/15 の dcmodel ネットミーティングのメモ書き
参加者
- 北大
- 石渡 正樹, 山下 達也, 馬場 健聡
- 神戸大
- 高橋 芳幸, 西澤 誠也, 納多 哲史, 今関 翔, 北野 太朗, 井谷 優花, 黒田
美紀, 河合 佑太
- 九州大
- 中島 健介
次回日程
- 日時
- 09 月 29 日(水) 16:00 - 18:00
- 場所
- 神戸大 : 自然科学 3 号館 508
- 神戸大 : 自然科学 4 号館 807
- 北大 : 理学部 8 号館コスモスタジオ
- 九大 : 理学部 3 号館 3605
dcpam (高橋)
- namelist での大気組成の設定の冗長な部分を改善.
- 変更前
- 乾燥大気の気体定数, 水蒸気の気体定数, 乾燥大気の分子量, 水蒸気の分子量, 乾燥大気と水蒸気の分子量比を別々に設定 できるようになっていた.
- 乾燥大気/水蒸気の気体定数は, 普遍気体定数と乾燥大気/水 蒸気の分子量から計算できるため, 気体定数と分子量を両方 設定できるのは冗長.
- 変更後
- 乾燥大気の分子量, 水蒸気の分子量のみ与えられるようにし た.
- 乾燥大気/水蒸気の気体定数は, 普遍気体定数と設定した分 子量からモデル内で計算される.
- 変更前
環境研での計算 (納多)
- トラブル報告 (解決済)
- ビルドはできたが, 計算終了時にファイルクローズでエラーになった
- リスタートファイルが壊れるため, リスタートが必要な高解像度計算ができない
- ビルドはできたが, 計算終了時にファイルクローズでエラーになった
.
- 環境研のコンパイラが古いのが原因かもしれない (2006 年更新).
- 根拠
- 宇宙研のコンパイラ (2010 年更新) で同じようにコンパイルしても 問題なく動く
- 宇宙研のコンパイラで環境研向けにコンパイル (-sx8r オプションを付加) したものを環境研に持ってきても動く
- サポートに問い合わせ中.
- 根拠
- 現在は, 宇宙研でコンパイルしてきたものを持ってくることで 一応計算できている
- 拡散係数
- 解像度によって拡散係数を変える計算については, Takahashi et al. (2006) にある拡散係数を使い, 高分解能 (T341) で計算してみる
- スペクトルを確認し, 高波数にエネルギーが溜まりすぎていなければよしとして 他の解像度でも Takahashi et al. (2006) に倣う