dcmodel ミーティング記録(2013/12/17)

参加者

  • 北大
    • 石渡, 小高, 山下
  • 神戸大
    • 林, 高橋, 河合, 関
  • 宇宙研
    • 杉山, 樫村
  • 九大
    • 中島
  • 福大
    • 乙部
  • 京大
    • 竹広, 石岡, 佐々木

CReSS による火星対流計算について(杉山)

  • CReSS の改造進捗
    • 地形データベースの利用
    • 火星放射過程を dcpam のものを移植した
    • dcpam の出力を初期値・境界値として利用
    • 放射加熱率を外部から与えられるように修正
  • 予備的実験
    • Odaka et al. (2001) との比較実験
      • 対流圏上部の温位が低い
      • 昼間熱境界層に強い温位勾配
      • 夜間に地表面温度絶対値が大きすぎる
        • 地面熱フラックス収支は整合的 ⇔ 夜間温度変化率は同程度になっている
        • 地面からの下向き長波フラックスの計算法が異なるのが原因?
    • ニュートンクレータ実験
      • 複雑な地形上での計算に耐えうるか試す
      • 計算はできた(積分時間 2 日, 目標 10 日, ミッション期間 90 日)
  • 課題, 今後の予定
    • 地表面放射過程を修正
    • ミッションから要求されている計算を適宜行う

dcpam の地球放射スキームについて(石渡)

  • バンド毎の放射冷却率を描けるようにしてみた
    • dcpam 長波放射スキームに冷却率計算
    • 各バンド毎に gtool ファイルの出力を追加
    • 出力後, バンド軸の絵を ruby で作成

rd2html に変わる Web ページ生成法 (webgen) について(佐々木)

  • 現状版サンプルページ : http://www.gfd-dennou.org/member/uwabami/tmp/spmodel/
  • ツールはだいたい完成
  • 移行手順, 導入手順マニュアルを用意することを早急に

次回日程

  • 2 月 4 日(火) 10:00 より