dcmodel ミーティング記録(2014/05/13)
参加者
- 北大
- 石渡, 小高, 荻原, 増田
- 神戸大
- 林, 高橋, 村上, 河合, 船橋
- 理研 AICS
- 西澤
- 宇宙研
- 杉山
- 九大
- 中島
- 京大
- 竹広
地球シミュレータ用球面調和函数ルーチンについて(竹広)
- AFES から ES 用の球面調和函数ルーチンを抜き出した
- NEC の組込関数を使うもの : 今回は触らず
- NEC の組込関数を使わないもの
- NEC のマイクロタスクディレクティブを OpenMP にした
- gfortran でも動く
- spml の wa_module, wt_module と同じ様なインターフェースでラップした
- 回転球殻ブシネスク対流モデルへの導入
- use 文, MPI 初期化, 配列の大きさ変更のみで可能
- dcpam への導入
- mpi_wrapper.F90 : 球面調和函数ルーチン付属の MPI ラッパと辻褄あわせ
- axesset.F90 : use 文の追加, 配列の大きさの指定方法を変更
- dynamics_hspl_vas83.F90 : use 文の追加
- 特徴
- MPI : 緯度方向, 水平波数に対して分割
- OpenMP : 経度方向の FFT, 層方向
- 経度方向の対称性を仮定した計算可能(スイカ切り)
- 計算速度
- 並列化率(効率)が良い. 128 ノード暫定申請, 64 ノードで本申請
- 回転球殻モデル
- snpack + 層方向 OpenMP の 5 倍以上の速度(8 ノード以上)
- ノード数 1 (コア数 8) ぐらいでは差が出ない
- dcpam5
- snpack の 2 倍以上の速度(8 ノード以上)
- sppack はハイブリッド計算できないので公平な比較でないかも
地球シミュレータ用プログラム資源置き場について(竹広)
ES 用プログラムの集積場所として
dennou-k:/GFD_Dennou_Club/dc-arch/es/es-programs/
を提案
- 実験に使っている(た)さまざまなバージョンの AFES をこの機会に バックアップし固定化したい.
ダイナモベンチマークについて(佐々木, 竹広)
- 球ダイナモ, pseudo vacuum 境界条件ダイナモのベンチマークに参加, 論文が GJI から出たところ.
- Computational Infrastructure for Geodynamics (CIG) でダイナモベンチマークにも参加中.
- http://geodynamics.org/archive/community/workinggroups/geodyn/benchmark/
- accuracy test と performance test の 2 種類
次回日程
- 2014 年 5 月 26 日(月) 11:00 〜