表面温度がちゃんと時間変化するようにして計算した. しかし, 対流層上端を決定することがまだうまくいっていない.
対流層上端の決定方法は, log p 軸で heat flux を線形内挿して, heat flux が 0 になる レベルを対流層上端レベルと判定する, とするものである.
確認計算では, カレンダー情報を使った.
各月の日数は <URL:http://dennou-k.gfd-dennou.org/library/dcpam/sample/2014-04-13_yot/Mars1D/> にある namelist ファイル dcpam_M_1D_L36.conf の中の day_in_month で設定されている.
これまで使っていた UGeo = 10 の場合の結果
3/1 を初期値として 60 日計算してみたが, xyr_HeatFlux が正となる領域は 圧力レベルでいくと700 Pa より上に伸びないみたい.
UGeo = 30 としても, 結果変わらず.
namelist として,
用いた計算を行ったところ, 対流層上端として判定されるレベルが高くなった. 480 Pa 程度. めでたい.
いろいろ変わっているのでどれが効いているのかは俄かにはわからない.
UGeo = 1 でも, UGeo = 10 でも, UGeo=30 でも, 対流層上端として 判定されるレベルはほとんど変わらなかった.