DCPAM 作業ミーティング記録 (2015/12/22)
参加者
- 北大
- 石渡, 荻原, 川原
- 神戸大
- 高橋(芳)
石渡からの報告
前回に, 北大のパソコン (マシン名: hikari) で走らせると, 走ったり走らなかったりするという現象が起こるという報告をした.
使用したDCPAM のバージョンは dcpam5-20150804. 使用した FORTRAN コンパイラは PGI-FORTRAN
走らない場合はあっと言う間に落ちる (0.25 日も走らない).
理由はわからないけど, どのような場合に走ってどのような場合に走らないのか, について少し情報が得られた.
並列のさせ方を変えると走る/走らないが変わるらしい. 同じ 4 並列計算でも, 1ノード×4コア : 走らない 2ノード×2コア : 走る 4ノード×1コア : 走る となった.
dcpam の問題か北大パソコンの問題か, あるいは両方の問題か 切り分けはできていない.
- 補足の情報
- 高橋から個人的に提供された dcpam5 の最近のスナップショット (dcpam5-tmp-20151213 版) では, どうも走るように見える.
- 北大パソコンでノードを指定して別ノードで確認する, という ことはやってない.
- 北大の別マシンで, gfortran を使った並列無し計算では走る.
荻原からの報告
観測された地形を与えた場合の DCPAM 計算で得られる ダストデビルによるダスト巻き上げダストフラックスと 水平風の分布との関係を見るため, 地形高度の等値線と地表風ベクトルの重ね描きの図を作っている.
地形の勾配と風向きの関係を見るために, どのように ベクトルの長さを調節して良いかよく理解していなかったので, 次回までに検討する. 必要なら図も書き直す.
- TODO
- 地表風を時間平均値と時間変動成分などに分解してみる.
- 風のベクトルの unit vecto1r の取り方を工夫する
次回日程
- 2016 年 01 月 05 日 (火) 14:00 TV 会議 (dcmodel meeting の部屋) にて