DCPAM 作業ミーティング記録 (2016/04/07)
参加者
- 北大
- 石渡, 荻原
- 神戸大
- 高橋(芳)
荻原からの報告
火星のダスト計算 ダストデビルによるダスト巻き上げダストフラックスに関する考察 を継続中.
今回は, ダストデビルダスト巻き上げフラックスの 地形ありの場合・地形無しの場合・その差の平面分布図, 南緯 30 度における経度分布図を作成した.
東西平均地形の場合には, 東西平均循環と熱潮汐波の効果の 両方が入っている. なのでその 2 つの効果の寄与の大きさ の度合いを把握したい. しかし, この図はローカルタイム が 12 時のデータを並べたものになっているので考察が しづらい. スナップショットでの比較をするべき.
また, 差をとった図を見ると, ダストフラックスが大きくなる領域が 南北方向にずれているように見える. このため, 緯度決め打ちで経度分布を見ているだけだと危険かも.
また, 結構高緯度でもダストフラックスが大きくなる領域があり, 興味深い.
- TODO
- 地形無しの場合, 観測された地形を使った場合について, ダストデビルダスト巻き上げフラックス, 地表面風速, 対流層の厚さ 平面分布のスナップショットの図を作る. 各時刻について. 地形無しの場合と観測された地形を使った場合との差をとった 図も作る.
- 太陽直下点がもっと赤道に近い場合 (南北対称になっていると思われる 場合) について見てみる.
次回日程
2016 年 04 月 14 日 (木) 10:00 TV 会議 (dcmodel meeting の部屋) にて