DCPAM 作業ミーティング記録 (2016/07/14)

参加者

  • 北大
    • 石渡
  • 神戸大
    • 高橋(芳), 松田, 林

松田からの報告

  • dcpam の 3 年計算を実行してみた. T21L26 の地球設定計算 2 並列計算

    次は,

    • 練習として 4 並列計算もやってみる. 利用している計算機で並列数を上げたときにどの程度 速くなるものか確認してみる.
    • 更に図を書いてみる. http://dennou-k.gfd-dennou.org/library/dcpam/sample/2016-06-12_yot/Earth/scripts/ における draw8.04-2016-06-13-pub.tgz を使ってみる. util などを使って図をたくさん作ってみる.
  • 論文を読んでいる. 読んでいるのは Abott et al. (2012) Clouds and Snowball Earth deglaciation. GRL, 39, L20711.

高橋からの報告

  • いくつか感度実験を行なった.

    きっかけは, 河合佑太さんの大気海洋結合モデルの開発. 河合さんの結合計算で大気モデルをずっと簡単にして走らせたら どうかというアイディアがあり, DCPAM の簡単放射設定の計算を いくつかやってみた.

    灰色放射, T21 の計算など. SST は与える. 陸面の温度は計算する.

    結果は http://dennou-k.gfd-dennou.org/library/dcpam/sample/2016-06-12_yot/Earth_sensitivity/ にまとめられている.

    Nakajima et al. (1992) の放射に関してもいくつか検討した. 地球の熱帯の温度プロファイルを与えて 1 次元計算やってみると 光学的深さが小さい.

    単純な灰色計算でも昔の石渡の結果 (Ishiwatari et al., 1998, ながれマルチメディア) とも http://dennou-k.gfd-dennou.org/library/dcpam/sample/2014-08-30_momoko/index.htm とはだいぶ違うように見える. 特に, 東西平均東西風の分布など.

次回日程

2016 年 07 月 21 日 (木) 10:00
TV 会議にて. 接続希望は [email protected] (荻原) まで.