DCPAM 作業ミーティング記録 (2017/01/25)

参加者

  • 北大
    • 石渡
  • 神戸大
    • 高橋(芳), 松田

松田からの報告

  • 次に Abotto et al (2013) を読んでみることにする. 全球凍結した場合の大気循環について記述してあるらしい.
  • 太陽定数を変えた計算をやり始めている.
    • 24 年の積分を実行.
    • S=1200 から 1550 くらいまで計算やってみた.
    • S=1200 でも全球凍結していない!
    • 次回までに, モデル設定をもう一回よく確認しておくのと, 統計的平衡状態まで 達したのかを確認する (時系列をちゃんと見る) 予定.
    • 今後も太陽定数を変えたパラメータ実験を実施するという方向で計算を進める ことにする.

高橋からの報告

  • Δt を小さくすると雲が厚くなるという話が以前はしもとさんから 報告されていた.

    それぞれの Δt について, 雲の消滅時間を変えると結果がどう変わるか 情報を集めている. 結果は http://dennou-k.gfd-dennou.org/library/dcpam/sample/2016-10-21_yot/Earth/

    T21 では Δt を小さくした時には, 雲水の消滅時間を短くした方が良いらしい (雲が厚くなりすぎないらしい). しかし, 雲氷の消滅時間の方も似たような傾向にあるようにも見えるけど 振舞いはもうちょっと複雑なのかもしれない.

    T42 でも, Δt を小さくしたときにも, 雲水の消滅時間も雲氷の消滅時間も 短くした方が良い傾向にあるように見える.

    雲氷の消滅時間は解像度を上げると長くした方が良いようだ.

次回日程

2017 年 02 月 07 日 (火) 10:00-12:00
TV 会議にて. 接続希望は [email protected] (荻原) まで.