DCPAM 作業ミーティング記録 (2017/11/07)

参加者

  • 北大
    • 石渡, 荻原
  • 神戸大
    • 高橋(芳), 松田, 林

荻原からの報告

  • 放射不活性なダストを移流させた計算で効率因子を変えた実験を 実施している.

    前回行なった計算では, Ls=270 におけるダスト量が多くなりすぎる 結果となっていた. その計算では, ダストの粒径として 1 種類のものしか考えて いなかった. そのためダスト沈降過程におけるダスト除去が 足りていないかもしれない, と考えた.

    Kahre et al では ダスト粒子として複数 (3 種類) の粒径を持つ粒子を考えていた. これに倣って, 粒径の違うダストを入れた計算を開始した. 具体的には DCPAM でトレーサー粒子を 3 つに増やした計算を 行なおうとしている.

    現在, まだ実行中. バグがあることがわかったので再計算中. 次回には結果の報告ができると思っている.

松田からの報告

  • 地球設定における太陽定数依存性実験

    引き続き初期値依存性を調査中: 特に, 南半球で氷境界緯度が高緯度にある場合について 氷境界緯度が -70 度〜 -75 度になる解を探している. (氷境界緯度がグリッド 1 個づつずれた解は存在しているのでは ないか, を確認したい)

  • 全球 slab ocean の計算も 1つ実行してみた. S=1400

    陸ありの場合にくらべて年平均表面温度はどの緯度でも 低くなっている.

次回日程

2017 年 11 月 14 日 (火) 13:30-15:30
TV 会議にて. 接続希望は [email protected] (松田) まで.