放射MTGメモ(2014/06/30)
参加者
- 倉本圭, 石渡正樹, はしもとじょーじ, 高橋芳幸, 高橋康人, 齊藤大晶, 大西将徳
k-分布放射計算プログラムの開発(大西)
- k-分布法の定式化の見直し
- 1. バンド内の透過率が保存するように吸収係数を決定 (光田D論)
- 2. バンド内の透過率の planck mean が保存するように吸収係数を決定 (Chou et al., 2001)
- バンド内の透過率が保存するように吸収係数を計算
- Chou et al., 2001 (dcpam 長波と同じ)と同じバンドの切り方で放射計算
- mid-latitude summer, H2O with continuum (HITRAN2008, MT_CKD)
- net Flux で最大 5 [W m-2] 程度の誤差 (line-by-line 計算と比べて)
- 吸収係数の決め方の方針
- line-by-line 計算による Flux をよく説明するように, 吸収係数と区分の切り方 (区分の数は与える) を決める.
- 地球計算では, US standard の 6 profiles を良く再現するように吸収係数を決める.
- 透過関数の波数平均, planck mean が保存するような吸収係数の決め方も, 同時に検討してみる.
- 気象学会の予稿作成
- 投稿締切: 7/1 (火) 15:00
- 石渡さんの同期回転 GCM の結果をもとに, 光学的厚さや Flux の値について, line-by-line モデルと比較検討
- 石渡さんから, 計算結果の図, データなどもらう.
- mtg 資料
木星大気の計算(高橋康)
- dcpam の放射コードの導入
- 高橋康さんのオリジナルコードとおおむね一致.
- 下端フラックスを含めて確認する.
- Mie 理論コードの組み込み
- 位相関数の積分から非対称因子を計算する
- netCDF の導入
- データ読み込みの時間短縮のため, 読み込みデータの netCDF 化を進める.
次回の日程
- 7/7 (月) 9:00-