放射MTGメモ(2016/04/21)
参加者
- 倉本圭, 石渡正樹, はしもとじょーじ, 高橋康人, 齊藤大晶, 大西将徳
系外惑星放射計算プログラムの開発 (大西)
- 論文作成に当たっての課題・検討事項の確認と, 対処法の議論.
- 吸収断面積の温度依存性を無視して圏界面温度を推定する.
- 放射対流平衡計算
- テスト計算中
- 等温成層圏プロファイルによる加熱率分布の計算
- 計算設定
- 吸収断面積は, 120K 等温成層圏(地表面温度 288K)のものを使う.
- 等温成層圏 120K, 160K, 200K, 240K の計算
- H2O + CO2 (355ppmv)
- 結果
- 成層圏温度が 120, 160K の場合には, 圏界面加熱だが, 200, 240K の場合には圏界面は冷却.
- 圏界面温度は, 160K - 200K の間に推定できる (等温成層圏の推定がよいとすれば)
- 議論, コメントなど
- simple モデルでは, 圏界面は 270K になっても加熱だったのに, 今回は 200K で冷却になっている. なぜか?
- simple モデルで圏界面の加熱率を見積もった場合と, 放射計算を行った場合の違いを整理, 計算の検証をする.
- 計算設定
- 放射対流平衡計算
- 吸収断面積の温度依存性を無視して圏界面温度を推定する.
- mtg 資料
木星大気の計算 (高橋康)
- 放射計算
- 熱放射スペクトルの relative intensity
- PH3 の光分解による profile を変えて計算
- 計算結果は変わらない: 上空の量は少ないため
- H2 He の CIA
- HITRAN と Borysow のデータを比較してみた
- Borysow の H2-He CIA データは, HITARAN に比べ温度解像度が低い.
- この低解像度が悪さをしているかもしれない.
- この議論は博論に入れるのか?
- 博論のテーマのひとつに観測との比較検証がある. スペクトルの考察が入ることで, 博論の価値が高まる.
- 時間などとの兼ね合い. まずは HITRAN データベースで計算してみる.
- PH3 の光分解による profile を変えて計算
- 熱放射スペクトルの relative intensity
- 投稿論文
- MNRAS letter のフォーマットに流し込んでみる.
- TeX コンパイルでエラーがでる. font の問題?
- MNRAS letter のフォーマットに流し込んでみる.
- 博士論文
- 大気の透過光モデル
- 窓領域だと, 雲の有り無しわかるが, 可視光 (500nm) では雲があるところは光学的に厚くて見えない
- 比較する先行研究はあまりない.
- 大気の透過光モデル
- mtg 資料
次回の日程
- 4/26 (火) 13:00-
- 大西セミナー: 5/2 (月) 13:15 - 16:20