放射MTGメモ(2016/11/09)
参加者
- 倉本圭, 石渡正樹, はしもとじょーじ, 高橋康人, 齊藤大晶, 大西将徳
系外惑星放射計算プログラムの開発 (大西)
- 金星モデル開発
- 雲計算の導入
- 粒子の tau, SSA, AF をファイルから読んでフラックス計算できるようにプログラム改良中.
- tau, SSA, AF の配列の添え字は, (大気層, 粒子の種類, 波数)
- 値を与える際のループは, 粒子の種類, 波数, 大気層の順 (粒子の種類が一番外側)
- 放射計算を行う際には, 分子の光学特性を計算する際に用いた波数の配列, 大気層の区切り方で行う.
- 大気層の切り方は, あらかじめ, 分子の大気層の切り方に合わせて与える.
- 波数は, 分子の光学特性の配列に合わせて線型補間する.
- tau, SSA, AF の配列の添え字は, (大気層, 粒子の種類, 波数)
- 粒子の tau, SSA, AF をファイルから読んでフラックス計算できるようにプログラム改良中.
- 高波数の一定輝度温度について
- (大気上端の上向きフラックス/ 地表面からの上向きフラックス) のスペクトルを描いて検討
- 高波数では, 吸収が弱いので, 上記の量がほぼ透過率となる.
- 透過率と光学的厚さが整合的か確認する
- Rayleigh 散乱の光学的厚さが, 波数の 4 乗に比例しているか確認する.
- (大気上端の上向きフラックス/ 地表面からの上向きフラックス) のスペクトルを描いて検討
- あかつきデータを見据えて
- IR2 雲模様について作業仮説があったほうがよい
- 2 micron あたりのバラエティがどのように生じうるのか
- 40km 程度は, 硫酸が熱分解する高度. それが関係しているかもしれない.
- IR2 雲模様について作業仮説があったほうがよい
- 雲計算の導入
- 水蒸気大気の成層圏温度について
- 放射対流平衡計算を進める
- mtg 資料
木星大気モデルの開発 (高橋康)
- Geometric albedo
- DCPAM 放射コードを元に geometric albedo を計算する方法を模索中
- Source function 法を用いて SW を解く
- どのようにしたらよいか検討中
- 同様の先行研究に, "geometric albedo の計算にも Toon の方法は有効" とある.
- 方位各方向はよいのか? 多重散乱が効く場合はよいだろう
- Source function 法を用いて SW を解く
- DCPAM 放射コードを元に geometric albedo を計算する方法を模索中
- 雲粒径分布を導入した Mie 理論計算
- Asymmetry factor がうまく計算できていない
- 単一粒径による計算や先行研究の結果と一致しない.
- 原因について
- 非対称因子は立体角積分しなければいけないが, そうなっていなかった.
- おそらく, 立体角積分していなかったことが原因だろう.
- Asymmetry factor がうまく計算できていない
- スペクトル解析
- 雲層の光学的厚さの寄与の検討を行った
- 雲層がある場合に, どの程度下が見えるのかの検討する.
- mtg 資料
次回の日程
- 11/16 (水) 9:00-