放射MTGメモ(2017/06/22)
参加者
- 倉本圭, はしもとじょーじ, 石渡正樹, 高橋芳幸, 高橋康人
木星大気モデルの開発 (高橋康)
- 先週の研究報告ゼミ
- ガリレオプローブNFRとの比較を中心に現状を報告
- コメント
- SR98 での全日射フラックス推定はキャプションに間違いがあるのではないか?
- 結局アルベドスペクトル不一致問題は解決していないがどうするのか?
- 博論構成
- 放射と対流の関係性に関する Implication の整理
- 放射→対流
- 圏界面高度や放射冷却率の成り立ち
- 対流→放射
- ECCM, 杉山モデル, 雲無しモデルでのスペクトル・放射冷却率の違い
- 放射→対流
- 放射と対流の関係性に関する Implication の整理
- To do
- Sr98ヘイズの散乱計算
- Zh13, Sr98ヘイズそれぞれの場合の放射計算を比較
- どっちもあんまり変わらない? 以前の問題は単なる設定ミス?
- 5um における PH3 opacity
- PH3 の存在量が小さいにもかかわらず、その有無で放射量が大きく変わるのはなぜか?
- Opacity はそんなに大きくない
- 圏界面がどう決まるかについて論理を整理
- Sr98 solar flux 計算
- JUNO NH3 計算
- NH3凝結上端高度計算
- NFR B&E のずれ
- Sr98ヘイズの散乱計算
- コメント
- 対流的な雲分布が放射に与える影響を主題としてまとめる方がよい
- 具体的には ECCM と杉山モデルでの 5um スペクトル・アルベドスペクトルの違いなどの考察
- 放射が対流に与える影響(放射冷却率プロファイル等)は副次的な目的とする
- これを主題にしようとすると構成が難しくなる
- 過去の学会発表を参考に現行モデルで再計算・結果整理
- 短波長でのアルベドが合わない問題
- レイリー散乱との整合性を調べておく
- どの高度でアルベド低減が起きているのか検討をつける
- レイリー散乱との整合性を調べておく
- 杉山モデルの雲構造の信頼性は?
- あくまで対流効果の一例であるという扱い
- 対流を考慮した雲構造があれば杉山モデルにこだわる必要は無い
- たとえば縞状構造スケールでの雲構造の先行研究はあるかもしれない
- ECCM に対する批判
- 今も重宝される ECCM に明白な問題があることを示すことに意義がある
- 対流的な雲分布が放射に与える影響を主題としてまとめる方がよい
- mtg 資料
次回の日程
- 2017/06/28 (木) 09:00-