放射MTGメモ(2017/10/10)
参加者
- 倉本圭, はしもとじょーじ, 石渡正樹, 高橋芳幸, 高橋康人
木星大気モデルの開発 (高橋康)
- 博論での議論展開
- 案
- 熱放射スペクトル・日射アルベドスペクトルの一部が合うように標準大気モデルを設定
- 標準大気モデルの放射場を解析
- 他の波長帯のスペクトルや放射量を参照した場合の大気モデルをいくつか設定
- H2He吸収帯スペクトル、全球熱放射観測など
- それらの大気モデルでの放射場を解析
- 標準大気モデルの場合との差異を議論
- コメント
- 標準大気モデルでの放射場で、H2による長波吸収が冷却だけでなく加熱をもたらすことがあるのか?
- 物理的には起こり得る
- 波長積分する前に成分毎の加熱と冷却を評価しているため局所的な加熱も計算できている
- 標準大気モデルを決める根拠が弱い
- なぜ特定の波長で合うことを重視するのか?他の波長との違いは?
- 比較対象の大気モデルが何を意味するのか意図がわからない
- なぜそのパラメータを振るのか? 他のパラメータとの違いは?
- 代替案
- 一部のスペクトルではなくスペクトル全体に対してベストフィットなモデルを標準大気モデルとして設定
- 「部分的な完全一致」よりも「全体的にだいたい一致」を優先することで大気モデルが一意に決まる
- 観測毎の放射量不定性を説明できる温度およびガス分布を持つ大気モデルをいくつか設定
- 一部のスペクトルではなくスペクトル全体に対してベストフィットなモデルを標準大気モデルとして設定
- 標準大気モデルでの放射場で、H2による長波吸収が冷却だけでなく加熱をもたらすことがあるのか?
- 案
- mtg 資料
次回の日程
- 2017/10/18(水) 09:00-