放射MTGメモ(2018/05/30)
参加者
- 倉本圭, はしもとじょーじ, 石渡正樹, 高橋芳幸, 伊藤祐一, 吉田辰哉
古火星条件での温室効果気体:H2O2 (伊藤祐一)
- 液体の蒸気圧はH2Oより1-1.5桁低い
- 3.5GaのUV条件では光化学的には40ppbしかできない(Zahnle et al.2008)
- H2O2の吸収断面積の結果から、温暖解を持ちうるには最低で1-10ppmほど必要そう
- 異なる大気組成であったらH2O2はさらに豊富にあった可能性(倉本)
- 今後の計算手法の展開として、line by lineの推定がお勧め(はしもと)
火星条件でのGCM結果の問題 (高橋芳幸)
- 極域から低緯度への水の輸送が他の研究・観測と比べて弱い
- 雲粒のサイズが7umでないと観測を再現できない
- 他の研究で示唆されているのは2um
- 雲粒のサイズが解像度依存してしまう
- 蒸気圧曲線が他と違うのではないか?火星条件で使えるものなのか?(倉本・石渡)
- 解像度依存性は移流項の影響では?(伊藤)
- mtg 資料
次回の日程・内容
- 2018/06/06(水) 09:00-
- 吸収断面積の計算方法など