ここでは支配方程式を記し, 特に力学過程2について詳細を記す.
まず支配方程式の中で力学過程と認知される部分・項を示す. ついで各々の詳細を述べる.
2
22
2
22
ここでは支配方程式を順に示す. この方程式の詳細に関しては, Haltiner and Williams (1980) もしくは 第A章 を参照せよ.
ここで,
ただし,
は水平拡散項であり, 3.3 で説明される.
は小規模運動過程による力である.
は放射, 凝結, 小規模運動過程等による加熱・温度変化,
は凝結, 小規模運動過程等による水蒸気ソース項,
は摩擦熱である.
鉛直流に関する境界条件は
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(24) |
ただし熱的境界条件については 6 章において記述する.
2
22
水平拡散項は, 次のようにの形で計算されるのが普通である.
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(28) |
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(29) |
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(30) |
水平拡散を波数に依存しない一様な値にすることもできる. 詳細省略.