: 4.2 中島 (1998)
: 4 従来の論文との比較
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Achterberg and Ingersoll (1989) は静的安定度, 仮温度, 湿潤擬断熱温度減率
を以下のように与えた
2.
ただし添字
の付いた量は単位質量当たりの量で,
は大気の単位質量当たりの気体定数,
は大
気の単位質量当たりの比熱,
は単位質量
当たりの乾燥成分の比熱,
は単位質量当た
りの潜熱である.
[email protected],$NJ,;RNL$H4%Ag
[email protected],$NJ,;RNL$H$NHf,
[email protected],$NK0OB>x5$05,
[email protected],$N:.9g
比である.
以下では, 前節で求めた静的安定度, 仮温
度, 湿潤断熱減率が, それぞれ (58) - (60) 式で
表現できることを示す. ただし彼らの計算では
を仮定している.
初めに静的安定度の式 (58) は, (
) 式中の単位モル当たり
の量を単位質量当たりに変換することで求めることができる.
次に仮温度の式 (59) は, 仮温度の定義式を変形することで導かれる.
最後に (32) に可凝縮物質が少ないという条件を与えることで
(60) が得られることを示す. [email protected],$,>/$J$$>l9g,
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 |
(61) |
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 |
(62) |
となるので, この関係を用いて (32) 式を変形し, また
(32) 式中の単位モル当たりの量を単位質量当たりの量に変換すると,
- ...
を以下のように与えた2
-
Achterberg and Ingersoll (1989) の式には誤植がある.
: 4.2 中島 (1998)
: 4 従来の論文との比較
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SUGIYAMA Ko-ichiro
平成17年8月21日